【攻略順】
私の攻略順は、「沙耶 ⇒ 美幸 ⇒ はるな ⇒ 雛 ⇒ 沙希 ⇒ after ⇒ Aster」という順番でプレイ。
ほぼ一本道のようなものですけど、オススメの攻略順としては私のプレイ順がいいのかなぁ。
それか美幸とはるな先輩を入れ替えるくらい。
【グラフィック】
原画は浅葉ゆうさん、わしみゆーこさんのお二人。
実はお二人とも原画を担当した作品をプレイするのは初めてだったり。
CGボリュームは若干少なめでしょうかね。
沙希が主人公の背中に頭をくっつけてるCGがね、シーンと共にとても好き。
【音楽】
ボーカル曲が2曲、BGMが26曲という内容。
いやぁボーカル曲の2曲がどちらも素敵な曲で・・・プレイ後にじっくりと聴き直していると泣けてきますね。
特にAiRIさんの歌声にとても良く似ているUR@Nさんが歌う二つめの空、大好き。
作中で流れるBGMの二つめの空のピアノver.がこれまた良くて・・・折倉さんの作る曲は昔から素晴らしいなぁと感心するばかり。
【システム・演出】
全シナリオクリア後のタイトル画面がズルいな・・・と。
こういう最後にタイトル画面が変わる演出、私ホント好き。
システムについてはバグ含めて色々物足りなさはありますけど、10年経ってる作品ですし今の作品と比べるのは可哀想なので割愛。
一つ不満点を挙げるなら、オートプレイ時にクリックでオート解除されない設定が欲しかったですね。
自分のプレイスタイルには超重要なんですよ・・・。
【シナリオ】
プレイ時間は私のプレイ速度で23時間くらいというボリューム。
シナリオはとある出来事に関わったヒロイン達を4つの視点から描かれる群像劇なんですが、こういう同時間軸の出来事を別視点で紡がれる展開というのは個人的にとても好き。
いちゃラブは控えめ、全体的にシリアス多めな内容となっています。
色々と弱りきった所にAster編でトドメをさしにくるシナリオ構成は・・・アレは卑怯ですって・・・。
【エッチシーン】
エッチシーンははるな先輩が2回、沙耶・沙希・美幸・雛が1回ずつの合計6回。
今の作品とはもちろん、この年代の作品と比べてみてもかなり少ないですね。
せめて各ヒロイン2回ずつくらいは・・・。
私は沙耶・沙希・雛のいちゃいちゃシーンをもっと見たかったんだ・・・。
【ヒロイン】

◆山吹 美幸
割とどんなヒロインでも何かしらの部分で好きになる私が珍しくピクリともしなかった子でしたね。
突き詰めると全部君のせいじゃん・・・と思ったらなんか駄目でした。

◆姫萩 はるな
この作品の癒し担当な感じですかね。
はるな先輩シナリオはひたすらなでなでされて甘える内容だけでいいんじゃないかな・・・。
申し訳ないけど私はてはるな先輩よりかなでサイドのお話が見たかった。

◆小田巻 雛
ヒロイン的にもシナリオ的にもこの作品で一番好きでしたね。
成瀬未亜さんが演じる金髪ツインテの安定さに加えて健気なところがホント涙を誘ってきまして。
ああ・・・雛・・・ああああ・・・。

◆柚月 沙希
いやぁ、良きツンデレキャラでしたね。
そして切ない・・・胸が痛いよ・・・。
沙希は青山ゆかりさんがめちゃくちゃ素晴らしい演技をされているので、青山ゆかりさん好きな人は是非やるといいと思うよ!
泣いてるシーンがね、素晴らしかった・・・。

◆柚月 沙耶
ああ・・・沙耶・・・ああ・・・ああああ・・・。
【総評】
いやぁ、何度も涙腺刺激された作品でした。
ルートごとに差はありますけど、作品全体としてみるとホント良い作品だったなぁと。
まきいづみさんと青山ゆかりさんの演技が本当に素晴らしかった・・・。
ただ、某作品のとある展開(プレイすれば分かる)にとてもよく似てるので、エロゲに手を出したての当時にトラウマを植え付けられた私としては、そのシーンでトラウマを呼び起こしかけましたね。
そんなわけで大変良い作品だったんですけど、個人的には心への負担が大きくてとても辛い作品でした。
各ヒロインが別の主人公とくっつくので、複数の主人公モノが苦手という人は結構辛いかもですね。
あとプレイして無くても問題ないですけど、「カラフルBOX」「君と恋して結ばれて」の主人公とヒロインが登場するのでプレイしているとより楽しめるかなぁと。
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