
「サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-」 フルコンプしましたっ!
以下感想です。
※ネタバレは極力しないようにしていますが、若干ネタバレしている場合もあります。
感想を見る際にはご注意ください。
【プレイ時間と攻略順】
プレイ時間は私のプレイ速度で50時間くらいという大ボリュームでした。
私の攻略順は、「真琴 ⇒ 稟 ⇒ 里奈&優美 ⇒ 雫 ⇒ IV ⇒ V ⇒ VI」という順番でプレイ。
真琴と稟ルートを選べる以外は若干の分岐を除いてほぼ一本道ですね。
私は徐々に盛りあがっていくのが好みなので真琴ルートからプレイするのが個人的にはオススメかなぁ。
【グラフィック】
メイン原画は狗神煌さん、籠目さん、基4%さんのお馴染みのお三方ですね。
差分を抜いて141枚というCGボリュームはエッチ成分こそ少ないものの、「あ、このCG良いなぁ・・・グッと来る・・・」とシーンを盛り上げ、印象づけさせられるものが数多くあってとても満足でした。
序盤で使われる主人公が桜の木の下で寝転んでるCGが特に好きですね。
後半までプレイするとこのCGの印象が変わるのがもう最高で。
【音楽・ムービー】
ボーカル曲は7曲、BGMは42曲という内容。
もう楽曲に対しては不満なんて一つも出ないくらいどれもが素晴らしかったですね・・・。
ボーカル曲は各章のエンディング曲も心に染みる歌詞が素敵でしたが、それ以上に主題歌のはなさんが歌う「櫻ノ詩」はムービー含めて鳥肌が立つほど聞き惚れ魅せられるものでしたね・・・もう超大好き。
ピアノ主体で奏でられるBGMの数々はプレイしていて本当に心地良かったなぁ・・・「君の筆は世界を奏でる」が特に好き。
とりあえず、早くサントラを買って、ボーカル曲もBGMも全曲ヘビロテしたいです。
それにしても、ずっと聴いていたので最早懐かしくも感じる橋本みゆきさんが歌うBright Pain、やっとゲームで使われて良かったね・・・w
【システム・演出】
システムとしてはシンプルなものですかね。
特に大きな不満はないのですが、できればシーンジャンプ機能とかあれば嬉しかったですね。
演出面としては各章それぞれに用意されてるエンディングで流れるイラストと歌詞が実に素敵でしたねぇ。
第4章エンディングでのラストなんかは特にゾクっときました。
あと、OPムービーでも作中でもそれまでずっと隠されていた第6章の副題が現れた瞬間などはなんとも言えない身震いが全身を駆け巡りましたね。
【シナリオ】
いやぁ・・・待った甲斐があったと心から思える魅せられた美しいシナリオでした。
詩的な言い回しで芸術に対する情熱や力強さ表現し、芸術に打ちこむんで青春する光景を描いた内容は、ただただ美しく心動かされましたね。
いちゃラブ成分こそ少ないですが、このサクラノ詩の世界観と雰囲気にがっつりと引き込まれる仕組みがされてるシナリオは、すかぢさんらしさが溢れてるなぁという感じで。
読み進めていくにつれて次第に回収されていく伏線によって「あぁ・・・あれはこのことだったのか・・・!!」と繋がっていくニクい構成のおかげで、止め時を見失い、プレイしている時間の長さを忘れさせられましたね。大変満足しました。
【エッチシーン】
エッチシーンは、稟・雫が4回、里奈・真琴が2回ずつ、藍が1回、里奈と優美の百合シーンが1回の合計14回ですね。
個人的にはもう少し欲しかったですねぇ。
まぁ少なかったなりにも、「この処女、レベル高けぇな!?」と思わせる子もいたりでなかなかにエロくて満足でしたね。
でも、個人的に大好きな藍ちゃん先生のシーンが1回だったというのが何とも心残りで!
メインじゃないので仕方ないといえばそうなんですが、もう2回くらい欲しかった・・・。
【ヒロイン】

■鳥谷 真琴
歩くエロ人形さん。
色々文句を言いつつも、なんだかんだできちんと面倒見てくれる真琴は良いツンデレさんですね。ニマニマ。
真琴ルートは「真琴のパンツが見たい」・・・そんなシナリオでしたね。妄想デッサンのシーン超大好きです。
真琴さん!そのメイド服姿でたくし上げお願いします!パンツ見たいです!パンツ見たいです!

■御桜 稟
プレイする前の印象とプレイしたあとの印象が随分と違いましたね。
見た目ではおっとり系かと思いきや、意外と鋭かったり毒吐いたりグイグイ来る子でしたし、何よりもエロい。
だらしない下半身、イイと思います。実にイイと思います。いやぁ・・・この処女、レベル高いわ。
私も稟と人体構造のお勉強やりたいですね(ゲス顔

■川内野 優美
見事なまでのレズっ娘でしたね。
妹の鈴菜はこんなにお嬢様らしくおしとやかで礼儀正しいのに、その姉はどうしてこんな事に・・・。
普段はエロい事言ったりしてるのに、いざ里奈から誘われると戸惑いきょどる優美のギャップが可愛いこと可愛いこと。
やはり可愛い子達が百合百合してるシーンはやっぱり癒されますね。
・・・もっと百合シーン見たかったなぁ。

■氷川 里奈
あぁ・・・ノーブラ状態の里奈の胸に埋もれたい。心の底からそう叫びたい。
自称妹さんは個人的にとても好みな性格のキャラでしたねー。
幸せを噛みしめてる里奈が微笑ましすぎて頬が緩む緩む。
今回の作品の中でもこの里奈の立ち絵すごく好きでして。
特に三つ編み+制服姿と髪を下ろした白ワンピース姿が最高なんですよ。本編をプレイしてご覧あれ。

■夏目 雫
現在の雫も可愛いですが、昔の雫がそれ以上に可愛すぎてな・・・。
色んな事を教え込みたいですよね(ゲス顔
普段感情出さない分、エッチでの乱れる姿がなんとも新鮮というか。
稟に負けず劣らずエロエロな子でしたね。さすがち○こソムリエ。

■夏目 藍
藍ちゃん先生に当て身してもらいたい。
藍ちゃん先生の手作りチャーハン食べたい。
藍ちゃん先生のスカートの中に住みたい。
藍ちゃん先生、超可愛い。
今の藍ちゃん先生はもちろん可愛いですが、幼い頃の藍ちゃんが凶悪的な可愛さでね・・・なんだこの小動物。お持ち帰りしたい。
とにかく終盤の母性愛に溢れる藍ちゃん先生にはやられましたねぇ。あんなのグッと来るに決まってる。
そこにあのラストシーンとエンディングのCGは卑怯ですよ・・・あぁ、この作品で一番好きなヒロインですわ。
【総評】
いやぁ・・・長い間待った甲斐のあった美しい作品でした。
引き込まれるシナリオとそれをさらに盛り立てる音楽の素晴らしい事。
クリアしてからしばし余韻に浸って何も手に付かない状況になってしまうくらいに魅せられましたね。
いやぁ久々にこの心地良い読後感を味わいました。
すでに作ってると明言されてる続編となるサクラノ刻が今から楽しみで・・・。
雑誌のインタビューなんかで読んだ記事によると続編を書きたくなってラストを変えたらしいですしね。
サクラノ刻は今回ほど長くはなくて普通のボリュームらしいですが・・・今度は何年待てば良いですかね?
「サクラノ詩ほど長くは待たせない、そんなに長引く作品はやりたくない」と言ってるみたいなので、早くプレイできる事を祈ってます。
とりあえず続編やるまでは死ねない。
・・・サクラノ刻では藍ちゃん先生といちゃいちゃできるシーンが多いと嬉しいなぁ・・・(ボソ