
「グリザイアの楽園 -LE EDEN DE LA GRISAIA-」 フルコンプしましたっ!
以下感想です。
※ネタバレは極力しないようにしていますが、若干ネタバレしている場合もあります。
感想を見る際にはご注意ください。
【グリザイアシリーズの感想】
・グリザイアの果実
・グリザイアの迷宮
【プレイ時間と攻略順】
プレイ時間は私のプレイ速度で19時間くらいという感じで、果実・迷宮と比べて少なめのボリュームでしたね。
私の攻略順は、「ブランエールの種 ⇒ 楽園アフター ⇒ デイブ教授の抜きまくりChannel ⇒ Prologue De La GRISAIA」という順番でプレイ。
最初はブランエールの種のみで、ブランエールの種クリア後に他のコンテンツが解放される仕組み。
シナリオは選択肢が2つだけというほぼ一本道。
【グラフィック関連】
原画はフミオさん、渡辺明夫さん。SD原画にななかまいさんと変わらない原画陣。
相変わらず塗りが素晴らしいですし、ボリュームも十分ですし、ななかまいさんが描くSD絵はホントどれも可愛かったですし、文句なんてないですね。
【音楽関連】
新規で追加された楽曲は、ボーカル曲が5曲、BGM42曲とこちらも十分すぎるボリューム。
BGMはスッとグリザイアの世界観には入れる曲揃いでプレイしていて心地良かったですし、ボーカル曲は相変わらずどの曲も素晴らしいですね。
ボーカル曲の中では、はなさんが歌う「Eden's song」が特に一番好きですかね。
はなさんの歌声と見事に合うこの爽やかさ・・・たまらないですね。
【演出・システム関連】
システム面は、ゲーム画面が一回り大きくなった以外は特に変更なく、特に不満なくプレイできました。
やっぱりこのくらいの大きさが良いですね。
それにしても、流れるように次々と場面が切り替わっていくOPムービーは相変わらず素晴らしいですね。
何度見ても全然飽きない。
【シナリオ関連】
前作の迷宮で「えっ、ここで終わりなのっ!?」と思わず叫んでしまう終わり方をされて焦らしプレイを強いられていましたが、期待通りの内容で待った甲斐がありましたね。
雄二を助けるために団結して動くヒロイン達にホントもうグッと来ましたわ・・・。
ブランエールの種はもちろん面白かったんですが、それ以上に個人的にはグリザイアの果実より前の話が描かれたプロローグ編が好き。
美浜学園に少しずつ集まっていくヒロイン、手探りで距離感を測るヒロイン達の初々しさ、徐々に打ち解け合って絆を深めていく様子が実に良いですね。たまらない。
それにしても、ブランエールの種をプレイした後にプロローグ編プレイするという構成は実にニクいですね。
おかげでまた果実からプレイしたくなりましたよ・・・。
【エッチシーン】
エッチシーンはヒロイン・サブ1回ずつの合計13回とボリューム的には物足りなさがあります。
せめてメインヒロイン陣はもう2回ずつあって欲しかったですね。
サブキャラとのエッチシーンがたくさん収録されてますが、まさかバスケ部の女の子や雄二母とのエッチシーンまであるとは思わなかった・・・。
【ヒロイン】

今回はヒロインの個別ルートはないですし、グリザイアの果実の感想で一通り書いてますし、基本的には書くことが同じなのでそちらをご覧下さい。
この背を向けて歩くヒロインズのCGがとても好き。
【まとめ】
グリザイアシリーズ完結編に相応しい作品でしたね!
前作の迷宮では「ここで終わりなのっ!?」と思わず叫んでしまう終わり方をされて焦らしプレイを強いられていましたが、待った甲斐があったってもんです。
ちょっとボリュームは少ないかなぁと感じましたが、それでもどの要素も相変わらずの完成度の高さで大満足。
相変わらずのグッ!と引き込まれるシナリオ、そして適度に織り込まれる笑いとテンポが絶妙で、「こいつらホントにアホだなぁ~」と思わせる残念さも相変わらずで、「あ~、今私はグリザイアシリーズやってるんだなぁ~」と実感させてくれる安心感がありましたし、プレイしている時間が本当楽しくて、そして幸せでした。
特に、プロローグ編での美浜学園に少しずつ集まっていくヒロイン達が徐々に打ち解け合って絆を深めていく様子が実に良いですね。
おかげでプロローグ編をプレイした後にそのままもう一度果実からプレイし直したくなってくる衝動に駆られてしまいました。
時間見つけてまた最初からやりますかね。
できることならプレイした記憶を消して、もう一度何も知らない状態で最初からプレイしたい。
グリザイアの果実、グリザイアの迷宮、グリザイアの楽園・・・とグリザイアシリーズに関わったスタッフの皆さん、こんな素敵な作品を生み出して下さって本当にありがとうございました!
最高でした!