【プレイ時間と攻略順】
プレイ時間は私のプレイ速度で18時間くらいいうボリュームでした。
私の攻略順は、「奏菜 ⇒ 雪花 ⇒ 雛菊 ⇒ 杏 ⇒ まつり ⇒ グランド」という順番でプレイしました。
おすすめプレイ順としては、雛菊とまつりを最後辺りでプレイするのが一番良いかな~と思いますね。
【グラフィック関連】
原画はゆき恵さんの単独原画!
ゆき恵さんの単独原画の作品を見たいなぁと思っていただけにホント嬉しい。
もうね、とにかくゆき恵さんの描くキャラ達が可愛く魅力いっぱいで、めちゃんこ癒され萌えられますね。
CGは可愛いだけでなく、背景も含めて非常に美しい一枚絵となっていて、これを見るだけでも買って良かったなぁと思えました。
【音楽関連】
絵と並んでこの作品で推したい部分ですね。
ボーカル曲、BGM共に大変素晴らしかったです。
優しさに溢れた心に響く音楽がとにかく癒やしをこれでもかというほど提供してくれて、このサウンドに包まれながらのプレイが本当に心地良いですね。
あと、シモツキンが歌うOP曲は美しい旋律とシモツキンの透明感のある歌声が本当によく合う一曲になっていて、シモツキン好きの私としてはたまんない。
アップテンポな曲調も実にステキですし、2012年のシモツキンソングの中でもかなりお気に入りの一曲となりました。
いやぁ、やっぱり私はMANYOさんの作り出すサウンドが好きなんだなぁ~と再確認しましたね。
BGMの曲数が少なかったことが唯一の惜しかった点かな。
【演出・システム関連】
システムは最低限欲しい機能は揃っていましたし、特に不満なくプレイできました。
各ルートのエンディングシーンが見れるしおりモードがなかなか良いですね。
この作品は各ヒロインのエンディングが複数あるので見逃しもなくせるし、あとからあのエンディングをもう一度見たいって時にも便利ですね。
【シナリオ関連】
幽霊と人間との関わりを描いた切ない感動系のシナリオでしたね。
特に全ヒロインクリア後に追加されるルートはウルッと来ました。
杏を除くヒロインルートにバッドエンドが用意されていて若干シリアス分が多めですが、それがまたこの作品らしさという感じで良かったです。
ただ、雰囲気を重視しすぎていたせいか展開が淡泊になっていた印象で、各ルートごとのボリュームの物足りなさを感じましたね。
数日後⇒次の日⇒数日後⇒次の日・・・というような展開が続いて中盤以降は駆け足気味になっていたり、常にダイジェストを見てるような感じが見受けられたので、もう少しじっくりと描いて欲しかったなぁ。
【エッチシーン】
まつりと雪花が3回、奏菜と雛菊と杏が4回、おまけ3Pシーンが1回の合計19回。
回数は普通くらいですがエッチシーンの内容が薄く、物足りなさを感じましたね。
【ヒロイン】

■奏菜
明るい性格の天然な食いしん坊ヒロイン。
奏菜シナリオはイチャラブ感の破壊力が高く、半同棲から発揮する甘えん坊な奏菜の依存具合がとてもニヤニヤできましたね。

■雪花
主人公と話そうと奮闘する雪花の姿が大変微笑ましかったなぁ。
雪花シナリオは、ゾクッとしたりウルッときたり、目の離せない展開で楽しめて良かったですね。
美しい締めくくりでしたし、個人的には全ルートの中で一番好きなシナリオかな。
他ヒロインルートだと雪花の出番がほとんどないのがちょっと悲しかったですね。

■雛菊
プライドの高さが邪魔をして素直になれない姿が可愛らしいのなんの。
雛菊シナリオは、付き合い始めてデレてからの雛菊が大変可愛かったですね。
デレながらも尻に敷くSぷりを発揮する雛菊さんがとてもステキでした(〃∇〃)

■杏
超しっかり者で兄好きの妹。最高です。
杏のパジャマが可愛すぎて悶絶してました。とりあえずパジャマのしっぽをにぎにぎしたい。
杏シナリオは、本当は甘えたいけど我慢してる杏に大変萌えましたね。いやぁ、可愛かった。
ただ、学校生活での描写が主のため、雪花と同じく他ルートだとほとんど出番ないのが非常に残念でした。

■まつり
まつりのお茶目で元気いっぱいな感じが魅力いっぱいでしたねー。
まつりシナリオは、普段の明るさとのギャップが楽しめましたし、やはりメインらしくグッと来るシナリオで良かったですね。
バッドエンドとか切なすぎるよ・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
【まとめ】
若干シリアス分が多めな幽霊と人間との関わりを描いた切ないシナリオは感動的でしたし、とにかく美しく、雰囲気の良い作品でした。
そして、この作品の魅力はなんと言っても、可愛い&美しいグラフィックと心に響く優しい音楽ですね。
優しいサウンドに包まれながらのプレイは本当に心地良く、癒されました。
それにしても、おまけシナリオでのハンカチ加えてキィー!って言いそうな由梨さんがなかなか面白かったなぁ・・・w
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