【攻略順】
私の攻略順は、「椿姫 ⇒ 花音 ⇒ 水羽 ⇒ ハル」という順番でプレイ。
シナリオは階段分岐なので攻略順としては逆らわずにこの通りにプレイするのが良いかと。
【グラフィック】
原画は有葉さん。
CGのボリュームは今の作品でここまで多いのはほとんどないじゃないかなってくらいかなり多いですね。
彩色としてはさすがに10年前の作品なので今と比べると物足りなさはありますが、潤沢な枚数のおかげであらゆるシーンでイベントCGを見られてかなりの満足感でした。
個人的にぼくの一人戦争でもあった感じのアイキャッチがとても好き。
【音楽・ムービー】
ボーカル曲は片霧烈火が歌うOP曲、茶太さんが歌うED曲、彩音が歌う挿入歌の3曲、BGMは64曲。
ボーカル曲はどれも作品をプレイする前から歌詞を見ずに歌えるくらいには聴きまくっていたんですが、やっぱり作中で聴くのは良いですね。ホントどれもイイ曲だ・・・。
特に挿入歌のClose Your Eyesは流すタイミング卑怯すぎないですかね。ああいうシーンでこんな名曲流すなんて、そりゃボロ泣きするに決まってますって。もともと好きだった曲がさらに好きになりました。
BGMはほとんどが原曲はクラシック曲のアレンジverですが、この作品とクラシックは相性良すぎてグッと来まくりましたね。
【システム・演出】
随所に渡ってドラマ性のあるシナリオを盛り上げる演出が素敵でしたね。
個人的には花音ルートの演出が大変好き。
システム的には、起動する度にオートモードのスピードがおかしくなったことが大きな不満点でしょうかね。
私のPC環境のせいなのか、仕様なのか・・・。
【シナリオ】
プレイ時間は私のプレイ速度で36時間くらいというボリューム。
いやぁ・・・止め時を見失って一気にプレイしてしまうくらい引き込まれましたね。
魔王の策略によって二転三転と変化する状況は章を進めていくごとに面白みを増していきましたし、割と強引なところはありましたけど盛り上げ方や構成がホント素晴らしかったなぁと。
最終章は全てのシーンがズルく、感動的な内容でもう最高の一言でした。
【エッチシーン】
エッチシーンはハルが2回、椿姫・花音・水羽が3回ずつの合計11回。
エッチシーンはあっさりとした感じで少し物足りないですかね。
ただ、ハルの初エッチ時のやりとりが大変可愛かったなぁ・・・もっとこういうやりとりが見たかった・・・。
【ヒロイン】

◆美輪 椿姫
この手を合わせてる立ち絵が可愛くて好き。
椿姫ルートはとある事件をきっかけに純真だった椿姫の中でだんだんと悪魔が育っていって人間味が増していく過程は良かったですね。

◆浅井 花音
花音のさっぱりとした性格と声がなんだかとてもクセになりますね。
花音ルートは「ここで章のタイトルを出してくるのか・・・!」っていう盛り上げ方が大変グッと来ましたね。
ああいう展開大好物。

◆白鳥 水羽
なにこの可愛いツンデレ。
水羽ルートはとにかくユキに相談する光景が微笑ましいのなんの。
健気で主人公に自分のことを知って欲しいと不器用ながらもあれこれアタックする姿がホント可愛かったですね。

◆宇佐美 ハル
普段と魔王と対峙した時のギャップがたまりませんね。
ハルルートは見所が盛り沢山でホント面白かったですね。
主人公に弱さを見せて泣くシーンのハルがすんごく良かったんだ・・・。
【総評】
あぁ、もう大満足。
良い作品というのはずっと耳にしていましたが、噂に違わない面白さと感動を与えてくれた素晴らしい作品でございました。
プレイするタイミングを逃していたとはいえ、もっと早くやっておけば良かったなぁ・・・(今年はそんな作品ばかりやってる気がしますが)
なんというかアレですね。
記憶をリセットしてもう一度最初からプレイしたい。G線、とても、いいぞ・・・。