【プレイ時間と攻略順】
プレイ時間は私のプレイ速度で26時間くらいというなかなかなボリュームでした。
私の攻略順は、「翠名 ⇒ 夢子 ⇒ 詩子 ⇒ パティ ⇒ 姫乃 ⇒ カエデ ⇒ アイリス ⇒ サクラ ⇒ 光理 」という順番でプレイ。
おすすめ攻略順としては聖女候補組を後の方にプレイするのがやはり良いかなーと思います。
ちなみに光理ルーは聖女候補組の各メインルートをクリアしなきゃいけないので必然的に最後になります。
【グラフィック関連】
原画はミヤスリサさんとユキヲさんのお二人。
それぞれの絵としては魅力的なものの、持ち味が違うお二人なだけに絵を並べるとさすがに違和感を強く感じましたね。
あと立ち絵ではミヤスリサさんの方は安定感はあったものの、ユキヲさんの方は不安定さが目立っていたかな。
CGのボリュームに関しては、ヒロインが多い分、各キャラごとのCG枚数としては普通の作品よりも少なくなってしまっていますが全体的には十分すぎるボリュームでした。
【音楽関連】
ボーカル曲が3曲、BGMが27曲という内容でボリュームとしては十分でした。
ボーカル曲はエンディング曲の2曲が個人的に大変に好みですねー。
特に最後に流れる光理のエンディング曲はメロディといい、歌詞といい、最後に流れるに相応しい曲となっていてこう胸にグッと来ますね。すごく好き。
この曲聴いてるといろセカのエンディング曲を思い出しますね。中の人も同じですし。
BGMの方は結構耳に残るものが多く、非常に満足度が高かったですね。
【演出・システム関連】
演出は主人公の高速思考による選択シーンの演出が凝っていて良かったですね。
ただ、凝っていたのはここくらいなもので、もう少しジーニアスによるギフトの演出とか凝って欲しかったなぁと思ったり。
システム面は今のものと変わりない感じですが、さすがういんどみるというべき機能豊富かつ軽快なシステムで大変快適にプレイできて良かったですね。
本当にここのシステムは不満点はないですわ。
【シナリオ関連】
悪魔と契約して世界を変えようと暗躍していくピカレスク風シナリオが見所の本作。
聖女候補のヒロインを利用して世界を変えようとしていた主人公が、暗躍している途中で恋に落ちてしまってドツボにハマっていく様が大変に面白かったですね。
ストーリーは割と軽めであっさりとしてますけど、雰囲気と話のテンポが良いので気分良くプレイできて良かったです。
ただ、今回はヒロインとのいちゃラブを堪能するいちゃラブシーンあまり多くなく、この辺りがいつものういんどみる作品とは違っていて若干の物足りなさを感じましたね。ハーレムっぽい作風はいつものういんどみるらしい感じでしたが。
これだけ魅力的なヒロインが多いわけですし、もっとイチャイチャしたかった・・・!
やはりういんどみるといえば求めるのはヒロインとの甘い甘いいちゃラブさ!というのがありますしね。
【エッチシーン】
エッチシーン数は、聖女候補と光理のメインヒロイン陣が2回ずつ、他のヒロイン陣が1回ずつの合計14回というボリューム。
全体的な回数としては普通といった感じですが、1キャラ1~2回だけと考えるとちょっと物足りなさがあったり。
回数が少ない分、1回のシーンは結構長めで良かったのですが、やはりもう少し色んなシチュでのシーンが見たかったのも確かですね。
とりあえず、ウィンザー姉妹丼・・・最高でした。もっと見たいです。
【ヒロイン】

■葉月 翠名
主人公を思い続ける一途さが素敵なヒロインでしたね。
翠名ストレートな告白シーン、とてもきゅんと来ました。良かったなぁ。
あと、意外とエロい子だった。

■光明寺 夢子
ムードメーカー的な存在で元気な姿がとにかく可愛らしく、かつ癒されますね。
もじもじしてる姿が非常に愛らしいので、とりあえず「可愛い可愛い」と言いまくって、はわわはわわとさせまくりたい。

■春秋 詩子
仲間想いかつお茶目な先輩可愛い。
光理の策略によって怒る詩子先輩に大変癒されました。ニヤニヤ。
それにしても、詩子先輩がもっとデレデレになった姿が見たかったとです・・・!

■刀条院 京香
真面目な子がこんなことをするだなんて・・・。
京香のエッチシーンは、何かいけないことしてるみたいでゾクゾクしますね。
生真面目な子のエッチシーンは萌える。

■パトリシア=ランカスター
優秀だけどおバカ。そんなおバカ可愛いところが夢子と違った意味で癒されます。
それにしても、このドリルさんの立ち絵の違和感・・・すごいよね・・・。
もうこれだけに目が行ってシナリオが入ってこなかった・・・(ぇ

■時雨里 姫乃
今作の中で光理と並んで大好きなヒロインですね。
デレていく姫乃の姿が大変にキュートで萌えましたね。
恋を自覚したときの反応が可愛いのなんの。

■雪見 カエデ
こちらも恋を意識してからの反応が可愛くて、この初々しさにニヤニヤさせられましたね。
カエデシナリオはなんだかほのぼのとしたシナリオで癒されましたわー。

■アイリス=ウィンザー
アイリスくっそかわいい。その毒舌でもっと罵って下さい!
個人的にはアイリスシナリオよりもサクラシナリオでのアイリスが非常に好きですね。
「お姉様があの男に愛想を尽かしたら私にください」のシーンがとてつもなくキュンときますわ。あれは・・・ヤバい。

■サクラ=ウィンザー
あぁ・・・サクラの笑顔はまさに聖女ですね。
この笑顔にとにかく癒されまくり。
どこか抜けてるお嬢様でしたがそんな性格のおかげで実現した姉妹丼は大変に満足でした。ありがとうございます。

■明智 光理
「~だよ、兄さん」のフレーズが大好き。
事あるごとにこんな誘惑をしてくる妹が欲しいです!
自分から主人公を誘惑するくせにまともに返されると逆に戸惑う姿が可愛らしくて、とにかく光理くっそかわいいです。
【まとめ】
発売後にチラホラと周りから良い評判を聞いて買っておけば良かったなぁ~と後悔していたところに、ちょうどよく発売したジーニアスパック!
今度は逃さないと飛びついたわけですが、噂に違わず大変楽しめた作品でしたね。いやぁ面白かった!
ヒロインを利用するために落としに行くという行為が面白かったですし、聖女候補のヒロインを利用して世界を変えようとしていた主人公が暗躍している途中で恋に落ちてしまってドツボにハマっていくというシナリオ展開はなかなかに楽しませてもらいましたね。
いちゃラブ路線だったこれまでのどみる作品とは異なる作風でしたが、これはこれで良いなぁと思える非常に満足度の高いエンターテイメントでしたね。満足満足。
ただ、どみるファンとしてはヒロインとの甘い甘いいちゃラブをういんどみる作品に求めていたりするので、いちゃラブ成分の少なさが若干の物足りなさを感じる部分もあったり。
新作のHHG 女神の終焉ではHHGの面白さをそのままに、その辺りも上手く共存して行ければ文句ない作品になりそうですね。
というわけで、HHG 女神の終焉も非常に楽しみになってきました!
あと、ジーニアスパックについてですが、今回追加された版権イラストギャラリーモードには、版権イラスト39点と2コマ漫画・マスターアップイラスト等12点が収録されていました。
各イラストを高解像度で堪能できて、こちらも満足度が高くて良かったですね。
ただまぁ、すでに作品を持っている人にはこのためだけに買う価値があるかというとあんまりオススメはできないかも・・・。