ああああ・・・冬子ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!見ていると吸い込まれそうな表紙の冬子が本当に素晴らしすぎる・・・。
あぁ・・・冬子・・・冬子・・・。
それにしてもこの画集・・・
デカい。分厚い。重い。デカい!いやぁ、想像以上の大きさと重量感ですね。さすがB4サイズの大型画集。

どんだけ大きいのかまず比べてみましょう。
ってことで、絵師100人展の図録と比較してみました。
図録の方はほぼ一般的な画集と同じ大きさなんですが、このサイズ差よ。

そして厚さはこんな感じです。
自分が持ってる画集の中でも結構分厚い部類である図録の厚さより全然分厚いぜ・・・!
「あれ、図録って大して厚なかったんだな・・・?」と勘違いしてしまいそうな感じが恐ろしい。
多少はサイズ感が伝わるかしら。

この分厚さの要因になってるのが各ページが袋綴じ仕様になってるからなんですよ。
袋綴じの内側には写真のように黒フチだけが印刷されていて、ページをめくった際のコントラストが美しく見えるような効果を狙ってるそうなんですが、上製本に袋綴じというのは非常に珍しい仕様だそうで。
あとは袋綴じのおかげで裏のイラストが透けないというメリットもあるので杉菜水姫さんの美麗なイラストを心ゆくまで堪能できる素敵仕様になっていたりします。
画集はイラストをじっくりと見るためのモノですし、裏が透けないっていうのは非常に重要だしありがたい・・・!
画集の中身は殻シリーズ、FLOWERSシリーズを中心に未収録分の版権イラストやイノグレ過去作(カルタグラ、ピアニッシモ、和み匣、クロウカシス)からリペイントしたイラストが収録されていたり。
普通の画集みたいなインタビューとかそういうものはなく、116点のフルカラーイラストのみが収録されているというシンプルな構成ですが、満足度はかなりのものですね。
特に目を惹くのが発色の良さですね。
今回の画集にはUVカレイドインクという擦っても色落ちしない特殊な仕様のインクを使用してるそうなんですが、このインクすごいわ・・・。
それなりに色んな画集は買っていますが、こんなに綺麗な色が出てる画集は初めてですね。
特に黒がもの凄く綺麗というか吸い込まれそうになる黒をしてまして・・・いやぁ、めくってもめくってもため息しか出ない。そんな美しさ。

最後のページには杉菜水姫さんのサインとエディションナンバーが入っておりますよん。
私のエディションナンバーは2507でした。
惜しい・・・もう少しで半分というきりの良い数字だった・・・!
とにかく、素晴らしい画集でございました。
このクオリティには一般的な画集の3倍近いお値段というのにも頷けますわ。本当に素晴らしいの一言。大変に満足な一品でした。
27日から開催されてる画展の方も忘れずに行かなければ!
イラストをじっくりと見たいので人の少ない時間を狙っていこうっと。